インドタクシー物語



ホテルで市街に行くために頼んだタクシー

その運転手が、「観光に行くならホテルを通してより、直に自分に言ってくれれば、かなり安くなりますぜ~・・」
ってなことを言うのです。
ほんで、カーニャクマリ(インド最南端の場所)への移動をこの兄ちゃんに頼むことにしたのでありましたっす。

あっちで一泊してここまで帰ってくるとして代金はHow much?
と聞くと、「そ~っすね、通常日帰りで往復の場合、2400ルピーなんですが、一泊して二日間働くので・・そ~っすねえ、1000上乗せの3400でど~です?旦那」

とか言うので「多分そこそこ吹っかけているんだろうけど、まあヒトはワルクなさそうだし、ま、いっか。」と珍しく一発で手打ちしたっす。

ほんでは明日は午前10時30分に待ってっからよろしくね~・・ってなもんで翌日、その時間にホテルの前で待っておったのす。
外注とはいえ、ホテルの仕事をしている手前、玄関横付けはカンベンしてほしいと言うので、あち~日差しの中にタタズんでおりやした。

しかし・・・・・こ、こない・・20分たっても・・来なひ~・・

飛行機や電車バスが遅れることは、日常茶飯事のこの国っすが、個人的に頼んだタクシーが時間に来ないってえのは体験にないのです、はい。
彼のケイタイに電話したら「すんません、あと10分で着きます~」って言うので引き続き待つこと10分・・。

でも・・・・・こ、こない・・やっぱ、来なひ・・

ヒタスラ暑いっす・・炎天下~!

ホテル前でタムロしている他のタクシードライバーが声をかけてきたので、一応、値段の交渉をすると
「それなら3000だね。」って言うのです。

ほほ~、なんも言わんで3000ルピーね・・こりゃもっとイケルべし~・・!
よ~っし、待っても来ない高いクルマに乗るより、もっと値切ってこっちで行ってやれ~~!

ってんで、「どお、兄ちゃん少し安くしてくんないかな~。」と言ったら・・しばしの沈黙の後・・

「2800!!」

お~け~!!ほんならタノムよ~ん!ってなもんで、即決!
荷物を積んで、カーニャクマリへ Go!Go!Go!

・・・・・・ということでインド最南端の地へと出発したのでありました。
荷物を積んで、さ~出発!・・というその時~~!!!

遅れてきた最初のドライバー兄ちゃんが、他の客を乗せてホテルに着いたとこでしたっす。
昨日から予約してんのに、他の仕事してんじゃねえっつの・・っははは。

しかしまあ、巡り合わせってんですかね・・、最初の兄ちゃんが遅れたオカゲで600ルピーの経費削減がなされたというワケでありんすね、はい。
アタクシ的には、すんげ~よかった的な、ラッキーでございました、はい。

インド兄ちゃんとの交渉も面白すぎるし、いや~は~、えきさいてぃんぐ~!!



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